The Language of Energy
宇宙の全ては、さまざまな周波数で振動するエネルギーで構成されています。これらの周波数はそれぞれ特定の振動をしており、それらが組み合わさることで、ある存在の全体的な振動を生み出しています。
全ての振動は、私たちの内部及び、周りの高周波数と低周波数で動作しているとの認識を持ってください。
健康な人と病弱な人、お金持ちと貧しい人、幸せな人と不幸せな人、これらの違いは「機会」に拠るものでなく、「選択」に拠るものであることを理解しましょう。
エネルギーは、それに形があろうとなかろうと、見えようと見えまいと、全てにあり、究極的には、宇宙はエネルギーであると言えます。また、そのエネルギーは表現できるものでなく、そもそも無限で、限界がないが故に計測するという概念では測れない、新たに創造したり破壊したりできるものではない、常に在るものであり、それは感じることのみが可能な何かということです。
常に在るので、エネルギーを望むように扱いたければ「何を」という視点でなく、「どうするのか」という視点に切り替えてください。
望みに繋げる形でエネルギーをうまく扱えている人と、そうでない人との差は、「望むもの」に焦点を合わせているか、「望まないもの」に焦点を合わせているかにあります。病弱な人、貧しい人、不幸せな人は、エネルギーの扱いを間違えているのです。
幸せな人は「私は幸せになりたい」と考え、言葉を口にしているのに対し、不幸せな人は「私は不幸にはなりたくない」という具合の組み立てになっています。幸せな人は「幸せ」に焦点を合わせているのに対し、不幸せな人は「不幸」に焦点を合わせているのです。エネルギーは否定形を汲んではくれません。エネルギーに否定はないことを正しく理解してください。エネルギーはあなたが焦点を合わせた対象を肯定的に実現しているだけです。
あなたが焦点を合わせたものが、肯定的に、あなたの生活に実現する仕組みを理解しましょう。この仕組みを正しく理解できたなら、運に任せるような必要はありません。運やツキはエネルギーの仕組みを正しく理解できていない概念です。
これらはエネルギーの因果によるものです。エネルギーを正しく扱えるようになれば、運やツキと一般的に思われているものを、「機会」でなく「選択」にできるということです。
エネルギーの法則は普通的なものであり、限界はありません。エネルギーは常にそこに在ります。
この発信におき、わたしの意図はあなたに影響を与えることではなく、「影響を受けない方法」をあなたにお伝えすることにあります。わたしの目標は、あなたに何を考えるべきかをお伝えすることではなく、あなたが自分で考えることができるようにあなたに考え方をお伝えすることです。
この発信を正しく理解することで、あなたは自分の中に神なる創造主としての自分を簡単に見出すことができるでしょう。そうなる時、どうかこの発信の内容にとらわれることなく、あなたの無限の可能性をあなたの周りの世界やあなたの内なる世界にて、どのように認識しているのか、その理解を深めることにお役立て頂ければ幸いです。
あなたの考えや思考を介して現実創造するという哲学は今日、一定の支持を得ています。そんなあなたは発する言葉や思考が現実を創っていると教わったかと思います。わたしもその一人でした。ただ、今はそのやり方が間違っていた、いや、そもそもの捉え方が問違っていたと断言できます。
言葉や思考の力はわたし達の理解を超えるものです。ポイントは、それらが現実を創るのか、それともそれらは既に在るものにアクセスしているのか、という視点にあります。
全ての現実は、今ここに、この瞬間に存在しています。ありとあらゆる全ての可能性がここに在ります。
幸せなあなた。
不幸せなあなた。
結婚しているあなた。
独身のあなた。
お金持ちのあなた。
貧しいあなた。
健康なあなた。
病弱なあなた。
若いあなた。
老いたあなた。
ありとあらゆる全ての現実が、今ここに、この瞬間に、存在していることを理解して下さい。これが非常に重要な認識になります。
振動の法則
まず、振動の法則に言及するところから始めます。全てのエネルギーは一定の振動数を伴っています。そしてエネルギーの世界では好きが好きを呼ぶ力が働きます。言い換えると”X”という振動数は”X”の振動数を伴うものだけが見え、”Y”や”Z”の振動数は”X”の世界が見えないということになります。
全ては振動にて成り立っています。思考も、感情も、色も、事象も、振動で在ります。それらの違いは振動の速度によるもので、振動の速度が周波数と呼ばれているものになります。あなたが発する振動はあなたが共振共鳴する振動です。あなたの振動が形のないものを形成しています。あなたの発する振動というレンズがあなたが経験する人生を示しているということです。もっとシンプルにすると、あなたの思考、感情、言葉、感覚、これら全てのエネルギー、すなわち振動が、あなたがどの現実にアクセスするか、繋がるかを決めているのです。
あなたが現実を創ることはできません。しかし、ありとあらゆる全ての可能性、エネルギーである現実に繋がることはできます。あなたの心が真に信じるもの、それこそがあなたの肉体的、物理的な生活に現れてくる仕組みを理解しましょう。
あなたの人生で、あなたが現実として認識しているもの、それはあなたが選択し、あなたが焦点を合わせた対象そのものであることをしっかり理解して下さい。そこに善い悪いはありません。
あなたの仕事。
あなたの健康。
あなたの人間関係。
あなたの金銭的豊かさ。
あなたの現実、人生は内なる心を投影したものです。これが正しく理解できたなら、あなたの心のどのような在り方が現実として映し出されているかが分かります。もし、この記述が正しく受け止められないとしても、あなたにそのようなカが備わっていない訳ではありません。使い方が正しくない、それだけです。そうであっても安心して下さい。この発信の目的はそれを正しくお伝えすることにあります。
繰り返しですが、あなたの心が真に信じるもの、焦点を合わせた対象があなたの現実、人生に現れます。それは、仮に、あなたが何か問題を抱えていて、解決した先でなく、問題そのものに意識を向けていると、問題は残り続けるということです。逆に、あなたが問題等に意識を向けず、それらと無縁な人生に意議を向けていると問題は自ずと消えていくということです。全てはあなたが感じるままに在り、それが全ての起点であり、他はその投影であることを理解しましょう。
内なる心を読む
それでは本題に入って参りましょう。あなたの起点である内なる心、その感覚をいかに認識し、それと上手く向き合っていくのか。大丈夫、あなたが思う以上にとてもシンプルです。
まず、あなたの内なる心を読むことそれ自体はあなたの心の在り方とは関係がありません。それはあなたの口から放たれる言葉に関係します。いいですか、あなたの言葉はあなたの心のプログラムが反映されたものだと考えて下さい。それはあなたの思考や信仰を表現しているのです。
あなたの言葉はあなたの心のプログラム、心の在り方を洞察するに値するものであるということです。それはつまり、あなたの言葉を介して、あなたの心をプログラムし直すこと、再構築することも可能であるということです。
望む現実を手に入れるために、既に在る、無限の可能性の中からあなたが望む可能性と繋がり引き出すために、言楽を選ぶことは、最終的にあなたの心の在り方そのものに影響を与えます。あなたが言楽を選び、それを繰り返すことで、あなたが選んだ言葉の振動と心そのものが同期していくのです。
あなたの言葉はあなたの思考や信仰を表現しており、それは心を表しているに等しいのです。あなたの心に新しい振動が響き渡ったならば、あなたを取り巻く物理的な現実はそれを反映するしかありません。あなたの心が信じていること、それはあなたの人生に反映されます。これは宇宙の法則です。
- 心の在り方、思考や信仰
- その心の在り方を反映した現実
- 自然にあなたが発している言葉を観察することにより、観察時現在の心の在り方を把握
- 言葉を意図的に選ぶことであなたの心を再構築
- 新しい言葉が特つ振動に心が同期し始め、新しい思考や信仰に変化し始める
- 新しい思考や信仰が心の再構築を加速させる
- 新しい心の在り方が反映された現実が姿をみせる
先述のサイクルを回していくことで、あなたはより意識的に言葉を選ぶようになり、また、その変化を内外で注意深く追っていくことになります。それはつまり、あなたがあなたを観察することに他なりません。観察者となることで、その観察時点でどのようなプログラムが心に走っているのかが把理できるようになっていきます。これは繰り返し繰り返すことによりそのプロセスが洗練されていきます。
言葉の力を本当に感じ始めると、例えジョークであっても、ネガティブな言葉を用いることに嫌悪感を感じるようになるでしょう。言葉にはそれだけ、叡智とも言える力があり、そして込められた意味を現実にて発動させるきっかけとなり得ることを理解して下さい。毒を毒と分かっている人が飲まないのと全く同じ話です。
それでは、改めて、宇宙の法則に沿ったエネルギーの仕組みを上手く活用する方法を詳しく掘り下げていきましょう。
まず、言葉やそのペースとなる思考を組み立てるにあたり、一つ重要な理解が必要です。それは、過去は存在せず、未来も存在せず、そこには常に、「今」ここが無限に存在しているということです。
あなたが生まれた「時」またはあなたが死ぬ「時」(この表現には非常に抵抗感がありますがあえてそう記していることを分かって下さい)、前者は過去の概念にあたる事象で、後者は未来の概念にあたる事象ですが、それが観察されるのはまさにその時、その瞬間なのです。その瞬間にのみその事象が現実として存在し、観察されるのです。更に重要なこととして、その瞬間という要素は、あなたが言葉やそのペースとなる思考を組み立てるにあたり、そうであるが故に、必ず含めるべきものとなります。
「今ここ」を意識した組み立てにすることに加えて、宇宙は否定形を聞き入れないことを繰り返しお伝えさせて頂きます。
わたしは健康になりたい。
わたしは病弱にはなりたくない。
お分かりですね。後者は病弱の否定形ではありますが、宇宙はこれを理解しません。一見、同じようなニュアンスに思えますが、前者は健康に焦点を合わせ、後者は病弱に焦点を合わせている形になります。否定形はなし、シンプルにそう理解して下さい。あなたが意識の焦点を合わせるもの、それがあなたの人生の質を決めます。
さて、組み立てをより完璧なものにしていきましょう。先の例、わたしは健康になりたいをもう一段進めます。健康になりたいの「なりたい」は、望むその状態にその瞬間ではないことを暗に示しています。
わたしは健康になりたい。→わたしは健康になる。
こちらの方が正しくエネルギーを扱えていると言えます。「なりたい」や「欲しい」という望みの組み立てには注意しましょう。その組み立てでは、どこまでも発したその時点での不足に焦点を合わせていることになります。ありとあらゆる全ての可能性は、常にそこにあるのです。あなたがどこに意識の焦点を合わせるのかという話であることを今一度強調しておきます。
「I AM」方程式
さて、ここまでしっかり読み進めて下さった方はお分かりですね。「なる」という未来形もおしいのですが、まだ弱いのです。何故ならば、そもそも「今ここ」に未来はなく、無限の「今」が存在していること及び、なるという未来形に込められるインパクトはその状態の一歩手前、または数歩手前という解釈になってしまう訳です。
「I AM」 これこそが言葉や思考の方程式になります。
「I AM」 方程式、これは3つの構成要素に分解できます。それらを正しく意識し組み立てることがエネルギーを上手く扱う上で重要になります。
1. 意識の焦点を合わせる対象
2. 示唆される意味
3. 現在形
意議の焦点を合わせる言葉やイメージがポジティブなものであること、その示唆が既に満たされている状感を示す有益なものであること、そしてその状態に今あることを、しっかり捉えて下さい。この3要素で自然に思考できるように、または言葉にできるように、繰り返し探り返すことで矯正してみて下さい。
この組み立てがあなたの一部となれば、あなたはエネルギーを正しく扱う、望む現実にアクセスする準備が整ったと言えるでしょう。
ここまでしっかりお読み頂き、望む現実にアクセスする準備が整った皆さまに更なるステップをご案内します。
意図
まず、「意図」です。あなたの発する言葉によって表現されるあなたの意図するところ。意図はあなたの現実を方向付けるものです。但し意図だけで、言葉が治っていなければ、正しくエネルギーは働きません。つまり、あなたが気持ちを込めて、意図して、正しい言葉を発することが大切です。
信念
次に、「信念」です。言い換えると、信じる心です。これはエネルギーを扱うに当たり、最も重要な要素の一つと言えるかもしれません。あなたが発した言葉が何であれ、また意図したとしても、そうであると強く信じることができなければ現実創造は正しく発動しません。「I AM」方程式を介して発したことが現実になる迄の時間差、つまり、あなたの望みが叶う迄の時間はこの信じる力に拠るものと理解して下さい。
あなたの現実、あなたの人生はあなたが可能だと信じていることをそのまま反映していることを決して忘れないで下さい。
視覚化
最後に「視覚化」です。視覚化は顕現することに繋がり、視覚化は想像力であり、実現力であり、すなわち視覚化は創造です。視覚化は、あなたが望むそのイメージ、青写真を文字通り創り出す機能を提供するツールとなります。
あなたが望むものを視覚化することができれば、あなたはそれを明確に表現しているに等しいと言えます。視覚化は、「I AM」 方程式を通じてあなたがエネルギーに伝えていることが何であるかを、あなたが信じるのに非常に効果的なツールでもあります。
宇宙の法則の一つ、バランスの法則の作用により「視覚化」が諸刃の剣にもなり得ることを忘れないで下さい。「視覚化」はあなたを味方することも、反対に回ることもあります。正しく使いこなしましょう。あなたが望まないものに「視覚化」(イメージする、文字を読む、モノを見つめる、映像を観る等)を介して意識の焦点を合わせるのであれば、それをあなたの現実に引き寄せる可能性が高まることを理解しましょう。
あなたが氣持ちを込めて意図を「I AM」方程式にて言葉で発し、それを心の底から信じ、正しく視覚化できているのであれば、それは絶大な力を発揮します。
この「I AM」方程式の活用は、心の内なるあなたにも、外の現実として認識する世界のあなたにも効果をもたらします。
さて、仮に今現在のあなたが病弱であれば、わたしは健康であると氣持ちを込め繰り返し唱えればよく、仮に今現在のあなたが経済的に貧しいのであれば、わたしはお金持ちであると氣持ちを込め繰り返し唱えればよいのです。これを目にしたあなたは、それこそ、現実の病弱である、貧しいという事実を暗に否定しているのではないかと思われるかもしれません。
指摘そのものは分かるのですが、それは病弱である、貸しいという今現在の状態をエネルギーに伝えることにはなりません。今現在の事実として認識している状態でなく、あなたがどれだけ純粋にその望むものを正しくエネルギーに伝えられるかという話になる訳です。純粋に望むためには、事実として今現在ある状態がいかなるものであろうとそれを一度しっかり受け入れる必要があります。仮に悲惨なものであっても、それを受け入れるからこそ、望みを正しくあげられる、意議の焦点が真に望みに向かうのです。
抗うべからず。抗うことはこの宇宙におき、エネルギーの流れを止めることに他なりません。受け入れること、素直に認めること、これこそがエネルギーの扉を開放し、宇宙とのやりとりをスムーズに進める秘訣になります。
最後に
全てはさまざまな周波数で振動するエネルギーで在り、その振動の法則に成り立っていることを改めてお伝えします。あなたが発する振動はあなたが共鳴する振動、つまり、あなたが受け取る振動になります。
ラジオ放送を思い浮かべて欲しいのですが、AM放送とFM放送、あれがまさにこの振動の構図です。例えば、ニュース情報を知りたく てAMの特定周波数に合わせるあなたがいるかもしれませんし、音楽を聴きたくてFMの特定周波数に合わせるあなたがいるかもしれません。あなたが AMの特定周波数に合わせるからニュース情報を得られるし、あなたがFMの特定周波数に合わせるから音楽が聴けるのです。
幸福と不幸、豊かさと欠乏、その他全てが、現実と呼称される周波数です。あなたの心はラジオチューナーの役割をしていると捉えて下さい。そのチューナーは、あなたの発する言葉、思考、信仰を汲み取りそのままその現実を投影させているのです。そして、あなたの心のチューナーが合わせることができる現実という周波数はあり得る限り複数、同時に、そこに在るのです。パラレルワールドの概念はまさにこの範疇(はんちゅう)になります。あなたが正しくチューニングすれば、そのいずれの現実を投影させることも可能で、意図していようといまいと、それはあなたの選択であるということです。
今、あなたが認識しているあなたの現実は、あなたが今に至るまでに発してきた言葉、思考、信仰の結果であるということを理解して下さい。
沈黙についても触れておきます。沈黙はあなたが意図して発した言葉の力を強めることを可能にします。エネルギー的観点から、沈黙は、強力な運動エネルギーを推進するための位置エネルギーを提供するものと捉えて下さい。ここでの位置エネルギーは、心の中に存在する想いなど、表現されていない、または解放されていない潜在的エネルギーと同等です。
運動エネルギーは、言葉等の表現及び、放出されたエネルギーに相当します。沈黙をエネルギーのタメとして活用することで、あなたが発するエネルギーを増強できるという訳です。
必要な時にのみ、必要な言葉を発する、これを習得できればあなたが意図するものはより強力なものとなるでしょう。
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