お金持ちの家はゴミが少ないのは本当?ゴミを減らすための「5R」とは?
みなさんはゴミの分別、どこまでできていますか?
私は二人暮らしで、1ヶ月で家から出る可燃ゴミは約10リットル。
私が住んでいる地域では5リットルの袋が一番小さいのですが、
2週間で5リットルの袋がいっぱいになるという感じです。
これを聞いてどう思いましたか?
…正直、一人暮らしの方よりかなり少ないと思います。
そもそも、「小さいサイズの袋を買ったことがない」という方も多いのではないでしょうか。
「うちは四人家族だからそんなことできない」
「外食ばかりしてるんじゃないの?」
など、いろんな意見が聞こえてきそうですが、
なぜ、ここまでゴミを減らせるのか?
まずはその基準となっているゴミを減らすためのルールについてお話ししていきます。
みなさんは学生の頃に、ゴミを減らす「3R」という言葉を聞いたことがありませんか?
「3R」と聞いて、まず最初に「リサイクル」が浮かんだ方がほとんどだと思います。
当時は「リデュース」「リユース」「リサイクル」の3つが主流でした。
現在ではさらに細かく分類され、「5R」「6R」とも言われています。
実は調べてみると、こんなにあるんです!
Reduce(リデュース)・・・・減らす
Reuse(リユース)・・・・・繰り返し使う
Recycle(リサイクル)・・・再利用する
Refuse(リフューズ)・・・・断る
Repair(リペア)・・・・・・修理する
Rental(レンタル)・・・・・借りる
Reform(リフォーム)・・・改良する
Restore(リストア)・・・・復元する
Rot(ロット)・・・・・・・堆肥化する
どれもゴミを減らすのに大事なことですね。
みなさんは実践できているでしょうか。
一つずづ解説していきますね。
Refuse(リフューズ)=必要のないものは断る
「無料だから」と、ついついもらいがちなコンビニの手拭きや割り箸、スプーン、ストロー。家に帰ればあるのに、なんとなく貰っちゃった。という経験があるはず。
断ることができればゴミも減らせますよね。
- スーパーのサッカー台にある無料の透明袋。
- コンビニでもらえる無料の割り箸、スプーン、ストロー。
- 使い捨ての皿、コップ、容器など。
- ポストに投函されるチラシ、カタログ。
- タダでもらえるポケットティッシュやボールペン。
本当に必要ですか?
Reduce(リデュース)=モノを減らす。
必要のないモノを減らし、本当に必要なモノだけと暮らす。
モノを最小限にすることで、無駄がなくなり、快適な生活を送れるようになります。
- 量より質を重視する。
- 長期的に使えるモノを選ぶ。
- 部屋の掃除をし、いらないモノをまとめる。
- いらないモノは家族や友人にあげたり、寄付したり、リサイクルショップで売る。
本当に必要なものだけを残し、あとは手放しましょう。
リユース=繰り返し使う。
使い捨てをやめて、長く使えるものに変える。
- プラスチックの袋 → マイバック
- ストロー → マイストロー
- ペットボトル → マイボトル
- コンビニ弁当 → お弁当を作る
その他にも
- 本は図書館で借りる。
- 洋服を古着屋で買う。
- フリマアプリを利用し、中古品を購入する。
などもリユースになります。
リサイクル=廃棄物を再利用
ゴミを分別する。
- 紙(紙パック、ダンボール)
- ガラス(ガラス瓶)
- 金属(アルミ缶、スチール缶)
- ペットボトル(飲料、調味料)
- その他のプラゴミ(プラマークのあるプラスチック容器、包装)
他にも
- 家電リサイクル
- 自動車リサイクル
などがあります。
ロット=土に還す
生ゴミから肥料を作ることができます。コンポストがそうですね。
うちは一軒家じゃないからコンポストはできない。
という方もいるかもしれませんが、最近では電動生ごみ処理機やバッグ型コンポスト(LFCコンポスト)もあるので、賃貸にお住まいの方でもコンポストを始められます。
LFCコンポストについてはこちら
「ゴミの減らし方」まとめ
これらを一人一人が実践することで、ゴミの削減につながります。ここに書かれたすべてのことを実践できなくても、この中の一つ、二つでもいいんです。まずは自分の生活の中に取り入れられそうなことからやってみましょう!
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